ビタミンEの大量摂取は健康に「危害」の恐れ、米大学(CNNサイエンス)
同大学のエドガー・ミラー博士らが、1993―2004年までに北米、欧州、中国で行われた計19の臨床実験(被験者総数・約13万6000人)を再分析した。主に高齢者を対象にしたこれらの実験で、ビタミンEを1日当たり132ミリグラム以上を摂取した患者は、そうでない者より死亡率が高くなる傾向が、少なくとも3年間続いたという
ビタミンEは抗酸化作用が注目されていて、テレビとかでもよく取り上げられています。
紹介の際には、ビタミンEはいくら摂っても大丈夫、と言われているそうです。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、ビタミンCなどの水溶性ビタミンと異なり、摂りすぎると尿から排泄されずに蓄積します。なので、大量に摂っても大丈夫、と考える方が不自然な気がするのですが。
アメリカではサプリメントの摂取量が多いので、この論文はかなり衝撃的だったようで、多くのメディアでこの研究結果を大きく取り上げたそうです。
http://www.annals.org/cgi/content/full/0000605-200501040-00110v1
論文はこちらで読むことが出来ます。
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