
Credit: Frank Drake (UCSC) et al., Arecibo Observatory (Cornell, NAIC)
http://antwrp.gsfc.nasa.gov/apod/ap050313.html
Astronomy Picture of the Day (NASA) より
上の絵はアレシボ・メッセージと呼ばれる、
1974年に球状星団M13に向けて送られた宇宙へのメッセージです。
メッセージは1679個の 0 と 1 の信号で構成されていました。
そのままでは意味不明なので、信号を再構成する必要があります。
信号の個数1679は、2つの素数 23と73を掛けた数字で、この信号を長方形に並べることで上の絵を復元出来るようになっています。(もちろん色はありませんが)
用いている言語、元素、基数(2進数とか10進数とか)すらわからない相手とのコミュニケーションには、普遍性を持った解読方法が必要になります。
アレシボ・メッセージでは、素数を用いました。知性を持った宇宙人ならば、1679は2つの素数の積であることを気づくはずだとプロジェクトに携わった科学者たちは考えたのです。
続きを読む